実は知られていない⁉ カラートリートメントの“落とし穴”と正しい付き合い方
【10年後もずっとキレイが続く!大人女性のためのケアサポートサロン 本厚木美容室クロスロード
「カラートリートメントって髪に優しいんですよね?」
お客様からよくこんなご質問をいただきます
確かに、白髪染めやカラー剤と比べると、手軽でダメージが少ないイメージがありますよね。
でも実は、
【長期的に見たときの“落とし穴】もあるのです
今回は、美容師の目線から「カラートリートメントのデメリット」をわかりやすくお伝えします
1. 色が入りやすい=「残りやすい」リスクも
カラートリートメントは、髪の表面に色素が吸着する仕組み
そのため、
ダメージ毛やキューティクルが開いた髪には濃く入りすぎてしまうことがあります
すると…
-
その後のサロンカラーで色ムラが出る
-
思った色にならない
-
ブリーチでも落ちないことがある
など、色味調整が難しくなるケースもあるため
カラーチェンジができない
履歴がわからなくなる
といったことから、
髪質・ダメージ状態を把握してデザインを提供したいと思っている美容師からは
ダメージや施術後のリスクを考慮して、施術を”断られる場合”があります
2. 色が抜けていく過程が美しくないことも
カラートリートメントはシャンプーのたびに色が少しずつ落ちていきます。
この「落ちていく途中」の色が
- 黄ばみ
- 緑っぽさ
- くすみ
として現れることもあり
【最近、髪のツヤがなくなった…】という印象を与えてしまう場合もあります。
3. 髪に“皮膜”が残ることで、ケア効果が感じづらくなる
特に毎日使うタイプのカラートリートメントは、
色素だけでなく皮膜成分(コーティング剤)が髪に残りやすくなります
その結果、
-
シャンプー後の補修効果を目的としたトリートメントが中まで浸透しにくい
-
髪がごわついたように感じる
-
素髪の質感がわかりにくくなる
など、本来の髪の美しさを引き出しづらくなることもあるのです
特に、
髪内部のたんぱく質・水分・脂質の量が格段に減少しているエイジング毛やダメージ毛にカラートリートメントの使用をすることで、
本来浸透させたい補修・保湿成分のトリートメントが入らなくなるので
手触りは良いけれど、切れやすい・絡みやすい・静電気が起こりやすいといった表面上の扱いにくさから
薬剤の浸透がしにくくカラーの染まりムラ・パーマのかかりムラ・かかりにくさ・取れやすさといった内部のコントロールまで
大変デザインが提供しにくい状態の髪へと
変化していきます
4. 頭皮につくことで、炎症やトラブルの原因になることも
自宅でカラートリートメントを使用する際、
頭皮に色素が残りやすいことがあります。
これが慢性的に繰り返されると、
- 頭皮環境のバランスが崩れる原因
- かゆみや赤みといったトラブルの原因
- 細毛・薄毛・抜け毛の原因
になることも…。
まとめ:カラートリートメントは“目的に合わせて”賢く使うもの
カラートリートメントは「白髪がちらほら気になる」「色のつなぎとして使いたい」など、
目的に応じて【根元部分だけ】といった使い方を工夫すれば、とても便利なアイテムです。
ただし、
根元部分もカラートリートメントをした直後のカラーリングが入らない場合もあるので
美容室の来店2週間前までにしておきましょう
髪の状態や希望する色味によっては、
「一時的な解決策にとどめる」「プロに相談して使う」ことをおすすめします。
髪の色も、髪の状態に合わせたケアも、あなたらしく整える
それが、私がサロンで大切にしていることです。
あなたの髪に本当に合うケアや色味を一緒に考えていきませんか?
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