50代髪の悩み、パサパサの原因【エイジング毛】と【髪の話】

【10年後もずっとキレイが続く！大人女性のための美髪サポートサロン　本厚木美容室クロスロード】

クロスロードゆみです

昔はもっときれいな髪だったのに・・。どうして思い通りの髪型にならないんだろう・・。

それは、年齢を重ねて女性ホルモンの乱れや減少が原因で、生えてくる段階で弱った髪【エイジング毛】になっているからかもしれません！？

こんにちは！クロスロードのゆみです

前回の動画で、

年齢を重ねて生えてくる段階で痛みやすくなってしまう状態を【エイジング毛】

それを踏まえた髪の痛みを【エイジングダメージ】とお伝えしましたが

今回はその【エイジング毛のお話】と、そもそも、私たちの【髪の毛ってどうなっているのか？】という髪のお話ししたいと思います。

ちょっと難しい内容かもしれませんが、自分の髪の構造がわかるとお手入れのヒントにもなると思いますのでぜひ最後まで聞いてくださいね。

髪の仕組みのお話

では,私たちのヘアスタイルを作るうえで欠かせない【髪】ってそもそもどうなって生えているのか？の説明ですが

髪は【皮膚の一部】が変化したもので、頭皮から外に出ている部分を【毛幹】（もうかん）・頭皮内に隠れている部分を【毛根】（もうこん）と区別しています。

髪の根っこ部分の毛根に、球根上に膨らんだ【毛球】（もうきゅう）が存在して、その毛球の中心に毛乳頭、その周りに髪を作るお母さん細胞の【毛母細胞】があります。

毛乳頭が毛細血管から栄養を受け取り、髪を生み出すための必要な指令を出し、その周りの毛母細胞内で細胞分裂を繰り返し、髪を成長させていきます。

私たちの髪はずっと伸び続けるわけではなく、成長期・退行期・休止期を経て、新たな成長期を迎えた毛髪によって休止期の髪が押し出され脱毛するというサイクルを繰り返しています。

これを【ヘアサイクル】といいます。

成長期は男性が2～5年・女性が3～7年、退行期は2～3週間、休止期は4か月～6か月、

が通常のヘアサイクルですが、病気・体質・遺伝・老化・ストレスなどで人それぞれ異なります。

ちなみに【産後の抜け毛が増える】事は、妊娠から出産のホルモンバランスの乱れによる影響で、本来抜け落ちる髪が成長したりとヘアサイクルが乱れます。

産後にホルモンバランスが戻ってきた時にそれらが抜け落ちることで一時的に抜け毛が増えるともいわれています。

産後半年～１年で徐々に回復します。

そして話は元に戻りますが、毛幹部分である【いわゆる私たちが目にすること】ができる髪、その髪も外側から順に【キューティクル・コルテックス・メデュラ】と3つの部位で構成されています。

キューティクルは無色透明。うろこ状の平らな層が4から10枚重なっています。

髪は外側からダメージが始まりますので、一番に痛むのがこのキューティクルで、キューティクルが剥離すると手触りが悪くなったり、パサつきやツヤがなくなるといった原因にもなります。

コルテックスは髪内部の大部分を占めてタンパク質や脂質でできています。

【くせ】や【髪の弾力・強度】などの性質に関係していて、コルテックスをつなぎ留める脂質成分であるCMCが、カラー剤やパーマ液を水と共に浸透させ作用する重要な役割を担っています。

メデュラははっきりとした役割はいまだ解明されていない部分ですが、太い髪には存在して細い髪や子供にはあまり存在しない傾向があります。

髪のことを一旦まとめますと、髪はキューティクルがダメージすると内側のコルテックスが流れ出て、カラーやパーマの持ちに影響し、手触りの悪さ・パサつき・まとまらないといった悩みの原因となります。

年齢を重ねてダメージしやすくなる髪・エイジング毛

そして【年齢を重ねて髪が痛みやすくなる状態】である【エイジング毛の話】になりますが、

その【今まで健康で思い通りのヘアスタイルを楽しめていた髪】が、

年齢を重ねてホルモンバランスの乱れや睡眠不足・ストレスなどによる【頭皮環境の乱れや衰え】で髪を生み出す毛母細胞などの活動が低下。

それが原因で【生えてくる段階】で弱った状態の【エイジング毛】の状態ですと、

４～１０枚あったキューティクルの枚数は2～3枚に減少、

コルテックス部分のタンパク質のバランスが乱れて毛髪内部のコルテックスをつなぎ留めているCMCを含む脂質成分の減少。

それにより【水分保持力の低下】が原因で、カラーやパーマが取れやすい・かかりにくいなどのヘアスタイルの持続が難しくなるといった原因に。

そして乾燥しやすくなるためにまとまりが悪くなることで、くせ毛やうねりある髪へと変化し、【髪の扱いにくさ】になってしまうのです。

それがエイジングダメージとなることで髪の『今までと何かが違うといった違和感』になるんですね。

エイジング毛は、【何歳から？】とはっきりとはお伝え出来ませんが、更年期を迎え【女性ホルモンの乱れや減少】が気になり始める４０～50代の女性に結構多く見られています。

20代や３０代の方でも薄毛や髪のパサつきといったエイジング毛に似た状態が見られる方もいますので、気になる方はまず婦人科の受診や担当の美容師さんに相談してみてくださいね。

エイジング毛をお手入れするコツ

エイジング毛のお手入れのポイントとしては、

【いかに以前と同様の状態をキープできるか？】が大切になっています。

つまり、傷みやすいエイジング毛をダメージをさせない為にも、日頃のお手入れをコツコツと続ける【予防ケア】が大事ということです。

予防ケアとは【日々の洗うもの・洗い方・乾かし方、紫外線ケア・乾燥ケア、それに頭皮ケア】です。

こういうとどれからやるのか？こんなにやる事があるの？？と不安になるかもしれませんが、必要な場合はもちろんやるのですが、必要なければやらなくてよいお手入れもあるんです！

それにはもちろん個人差がありますので、髪のプロである美容師のアドバイスが大切になってくるんですね。

若い方にも、いずれは起こりえる【髪の老化の話】ですので、是非、今のきれいな髪を維持するための日頃のお手入れが大切という事を、知ってほしいですね。

そして、今現在、薄毛・切れ毛・パサつきなどの【髪や頭皮が深刻なお悩み】になっていても、時間はかかりますが必要なお手入れを【始める・続ける】ことで【悩みからの卒業】は出来ます！

卒業できた後はもちろんお好きなヘアスタイルを楽しんでいただけますが、大切なのは【再度お悩みにさせないため】の【予防ケアのスタート】です！

エイジング毛の1番の特徴は細かいうねるクセ毛で、これがパサつきや広がりやまとまりの悪さになる原因ですが、手っ取り早くきれいに見せるのは縮毛矯正が1番効果があります。

が、先ほどから何度もお伝えしているように【ダメージしやすい】エイジング毛ですので、信頼できる美容師ときちんと相談して、施術の後は【再度痛ませないため】にご自宅でのお手入れが大切です。

髪の悩みからの卒業に向けては、まず今以上にダメージさせない【美容師の技術】とそれを維持していく【お客様のご自宅での正しいお手入れ】が確実に必要になっていきますので、ぜひ必要なお手入れ方法も見直してくださいね！

髪のお悩み卒業にももちろんですが、何歳になってもヘアスタイルをきれいに楽しむためには【お客様が行う日々のお手入れであるホームケア】のご協力が不可欠です。

それには慣れるまでは時間と手間がかかります。

時短や手軽という言葉が好まれる時代ですが、

髪や頭皮に【ケアが必要な時】には【その時に必要なお手入れ】を毎日コツコツと積み重ねる事で、

今までお悩みだった髪が【扱いやすいきれいな髪で何歳になってもヘアスタイルを楽しめる】

なんていう毎日のちょっとしたワクワク感へ変化していきますので、

日々のお手入れを【楽しんで】コツコツと【きれい】を積み重ねていきましょうね。

10年後もずっときれいが続く！大人女性のための美髪サポートサロン・クロスロードのゆみでした。ではまた！

本日のまとめ

①・年齢を重ね女性ホルモンの乱れや減少により大人女性の髪は、女性ホルモンが整い代謝の良い若いころの髪とは変化している

②・生えてくる段階で弱った状態であるエイジング毛の状態では、髪や頭皮に合ったお手入れが出来ていないと、カラーやパーマの持ちが悪くなり髪もダメージしやすいためにヘアスタイルも持ちが悪く崩れやすい

③・①と②の状態からお悩みになってしまっているのなら、土台である頭皮から整えて健やかな髪を生やすための頭皮ケアがおすすめ

④・美容師のダメージさせない施術と、お客様ご本人のご自宅でのお手入れのバランスは１：１

⑤・お手入れを頑張った先には、何歳になっても健やかな髪でヘアスタイルを楽しめる未来がある

⑥・髪も頭皮もいかにダメージさせないか？という予防ケアが大切。日々コツコツとお手入れを積み重ねる事で自分らしくおしゃれやきれいを楽しめます

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